ニュース&トピックス

人とのつながりを大切に みんなでフレイル予防

フレイルとは
2014年に日本老年医学会が、高齢になって筋力や心身の活力が衰えた虚弱な状態を「フレイル」と名付けました。フレイルになる要因は1つではなく、次の3つの要因が絡み合っています。

  1. 身体的要因
    筋力が低下し、動作が遅くなって転倒しやすくなる。
  2. 精神的要因
    認知機能の低下、うつ病などの精神や心理的な問題を含む。
  3. 社会的要因
    ひとり住まいや閉じこもりを含む社会的孤立など。

このようにフレイルは、加齢によって筋力や認知機能、社会性が低下した状態であり、適切な対策(フレイル予防)を取らなければ介護が必要になるとされます。

フレイル予防の3つの柱
人生百年時代といわれる中、健康寿命を延ばすことが重要になっています。その柱となっているのが、栄養(食・口腔機能)・運動・社会参加の3つの柱です。

フレイルに 気づきましょう!

「イレブンチェック」(下表)を試してみましょう。
チェック項目は、栄養(食と口腔)、運動、社会性・心―の3分野で11の質問に二択で答えます。判断基準=右側に3〜5個程度の丸が付くなら前フレイル、6個以上になるとフレイルのリスクが高まります。

「指輪っかテスト」(下図)
人差し指と親指で輪っかを作り、ふくらはぎを囲んでみましょう。隙間ができるようであれば、フレイルのリスクが高まります。

フレイル予防班会を開きましょう!

東京保健生協では、今年度フレイル予防に力を入れ、各地域でフレイル予防班会の開催を呼び掛けています。

フレイル予防班会の目的
フレイルの基礎知識や予防法を学習したフレイル予防リーダーのもと、自分の健康状態を正しく認識し、フレイル予防プログラムを行うことで、その後の予防へとつなげていきます。

開催方法
フレイル予防班会は、フレイル予防リーダーのもと、これまでの活動基盤である班会やサークルなどで開催できます。また、保健講座や学習会と組み合わせて行うこともできます。フレイル予防班会を開くときは、まずは東京保健生協の組織担当者に相談してくだ い。

フレイル予防プログラム
(1)運動・認知予防&社会参加

(2)口腔機能


もしもしベロ(舌)さん体操

吹き矢で息トレ

フレイル予防班会の流れ

  1. フレイル予防リーダーにより、フレイル予防プログラムを行います
  2. フレイルの状態を「栄養」「口腔機能」「運動・精神機能」 「社会参加」の面から総合的にみるために、フレイルチェックシート、アンケート・運動機能測定を行います(3か月おきに実施)
  3. 結果に応じて、専門家による具体的な改善ポイントをアドバイスします

運動機能をチェックします


▲立ち上がりテスト        ▲2ステップテスト     ▲握力  ▲片足立ちテスト